証拠を収集する「捜査」から裁判官が判断を下す「判決」までのプロセス

犯罪が行われたと判断した場合、捜査機関は裁判で必要となる証拠を収集します。捜査には被疑者が逃亡、あるいは証拠隠滅をしないように身柄を確保する「逮捕」や「拘留」、犯行に使われた凶器を探すために行う家の中の「捜索」、発見された凶器の「差し押さえ」、その指紋や血液等が被疑者のものと一致するかどうかを科学的に判断する「鑑定」などがあります。

検察官は、被疑者の犯行を十分に裏付けられる証拠を集め、裁判所での公判を維持できると判断した場合、公訴を提起します。証拠が不十分、あるいは犯罪自体が軽微で裁判所の判断の審判が必要ないと検察官が判断した場合には、控訴提起はなされません。

公判の手続きは、起訴状に書かれている被告人と出廷者が同一人物であるかの確認を行う「冒頭手続き」、検察官と弁護人から提出された証拠を調べたり、証人に尋問を行う「証拠調べ」、双方が意見を述べる「弁論」があります。公判で証拠の信憑性を調べた結果、判決が言い渡されます。